ここに書かれている歴史は真面目に研究したものでは無いので話半分で。
起源
17世紀後半〜18世紀頃、中国から日本にやってきた麺料理がルーツと言われており、特に、明治以降に横浜や神戸の中華街で広まった中国風麺料理が、日本人に受け入れられて発展しました。
中国では「拉麺(ラーミェン)」と呼ばれ、手で引っ張る麺が一般的でしたが、日本での「ラーメン」はスープ・具材・味付けの面で独自進化しました。
日本での発展
明治時代(1868〜1912)
中国人が開いた「南京そば」「支那そば」と呼ばれる料理店が登場。最初は横浜・神戸・長崎などの港町で広まりました。
1910年(明治43年):「来々軒」誕生
東京・浅草の「来々軒」が日本人経営による本格的なラーメン店として人気を集め、これが全国に広まるきっかけになります。
戦後(1945年以降)
食糧難の時代に米より安価で入手できた小麦粉を使ってラーメンが庶民の大衆食に。屋台ラーメンも各地に広がります。
ご当地ラーメンの誕生
札幌ラーメン
- 味噌スープが主流(濃厚・こってり)
旭川ラーメン
- 醤油ベース、魚介+動物系のWスープ
函館ラーメン
- 透明感のある塩ラーメン
- 鶏ガラ・昆布のスープが基本
喜多方ラーメン(福島)
- あっさり醤油味
- 平打ちの太ちぢれ麺(もちもち)
- 豚骨・煮干しの優しいスープ
東京ラーメン
- 鶏ガラ醤油スープ+魚介だし
- あっさり味、細めのストレート麺
家系ラーメン(横浜発祥)
- 豚骨醤油スープ+太麺
- ほうれん草、海苔、チャーシューが定番
- ご飯との相性抜群
富山ブラック(富山)
- 真っ黒な濃口醤油スープ
- 胡椒が効いていてご飯のおかず向き
名古屋台湾ラーメン
- 鶏ガラ醤油スープに唐辛子、ひき肉、にんにくを加えた辛口
京都ラーメン
- 背脂醤油スープ(濃厚系)
- 九条ネギをたっぷりトッピング
和歌山ラーメン
- 豚骨醤油スープ
- 博多ラーメン(福岡)
- 白濁した豚骨スープ
- 極細ストレート麺、替え玉文化
- 久留米ラーメン(福岡)
- 豚骨ラーメンの元祖
- 臭み強めの濃厚スープ
- 熊本ラーメン
- 豚骨スープにマー油(焦がしにんにく油)を加える
- 中太麺が多い
インスタントラーメンの革命
1958年:日清食品の安藤百福が「チキンラーメン」を発売。世界初のインスタントラーメン。
1971年:「カップヌードル」登場。調理器具不要で、世界中に広まりました。
現代
ラーメンは「国民食」から「グローバル食」へ。世界中にラーメン店が展開され、海外では「ラーメン=日本料理」として認識されています。
また、ラーメン専門店は高級志向からB級グルメまで幅広く展開し、創作ラーメンやヴィーガン対応など多様化が進んでいます。
まとめ
ラーメンは中国の麺料理をルーツに日本独自の進化を遂げ、戦後の大衆食からインスタントの誕生を経て、ご当地ラーメンや海外進出によって多彩な食文化へと広がりました。いまや日本を代表する国民食であり、世界中から親しまれるグローバルな料理となっています。
裏まとめ
ラーメンと言えば、味噌!
「らぁめん」表記きらーい「ラーメン」やろ
最近、レンゲの中で一口ラーメン作る女見てない
1番好きな料理は、ばあちゃんが作るインスタントラーメン。ただのインスタントラーメンにネギと卵入ってるだけなのにあれが美味すぎる。同じ材料でも自分では作れなかった。美味すぎて、嫁に食べさせたくらい。最後に食べたのが嫁を連れてった時。あれが最後になるなんて思わないじゃん。
