今際の国のアリスの感想

作者

麻生羽呂

ジャンル

サバイバル、デスゲーム、心理、SF

舞台

「今際の国」という謎の世界

あらすじ

主人公・有栖良平(ありす・りょうへい)は、現実世界では将来に希望を見いだせず、親や社会に無気力な青年。
ある日、友人の苅部大吉(カルベ)
勢川張太(チョータ)と共に夜の渋谷で遊んでいたところ、突然爆発のような光に包まれます。
気がつくと――そこは人の姿が消えた「東京」

この世界では、**「今際の国」**と呼ばれる異世界が広がっており、生き残るためには「ゲーム」に参加しなければなりません。
ゲームにはトランプのマークが示され、それぞれ内容が異なります:

  • ♠(スペード):体力勝負
  • ♥(ハート):心理戦・裏切りを伴うゲーム
  • ♦(ダイヤ):知能戦
  • ♣(クラブ):チームワーク系

ゲームに勝つと「滞在ビザ(命の期限)」が延長され、負ければ即死
有栖たちは数々の過酷な試練をくぐり抜けながら、この世界の謎と「元の世界に戻る方法」を探っていきます。

登場人物

有栖良平(アリス):頭脳明晰だが現実逃避気味の青年。

宇佐木柚葉(ウサギ):強く生きる女性プレイヤー。アリスの相棒となる。

苅部大吉(カルベ):アリスの親友。正義感と力を兼ね備えた男。

勢川張太(チョータ):お調子者だが心優しい友人。

「今際の国」の住人たち:謎めいたゲームの管理者・参加者。

終盤の展開

物語が進むにつれ、「今際の国」が現実世界と密接に関わっていることが明らかになっていきます。
アリスは仲間を失いながらも、「生きるとは何か」「現実を受け入れるとはどういうことか」と向き合っていく――。

まとめ

最初は単なる「デスゲームもの」だと思っていたけれど、最後まで見てみると人間ドラマと哲学の物語だったという印象が強い。
特にアリスとウサギの関係の変化、そして“今際の国”の正体が明らかになったときの虚しさと希望の入り混じった感情は強く残る。

裏まとめ

日本ドラマアンチだったけどNetflixでtop1だったから何となく見てみた。

マジで時間を忘れるくらいあっという間に見てしまった。2日くらいで見終わった。

土屋太鳳がめちゃ好きになった。

山下智久が住人として急に全裸でゲーム参加してたからびっくりした。

シーズン3のミライスゴロクが1番印象に残った。仲間と共に脱出しなければならないのにその進んだ未来が必ず起きるというルールが邪魔して葛藤する様子がとても良かった、

ミライスゴロクのルール

①会場は5×5の計25部屋。
②それぞれのプレイヤーに15ポイントずつ配分され、15ターンのゲームを行う。
③ゴールは角部屋4つの内1部屋。
④隣の部屋に行くには、-1ポイントが必要。
⑤サイコロを振り、出た色と数字が決まった扉を選ぶ。選ぶ上でどの扉を選ぶかは、自分がどの未来に進みたいか、どんな未来になって欲しいか、それを考えた上で、それが指し示す扉に進み、ゴールを目指さなくてはならない。
⑥スタート地点の部屋以外の部屋は、持ち点の減点がある。何点引かれるかは、入ってみないと分からない。
⑦サイコロを振り、出た数より定員がオーバーしてる場合は、残った人は、その部屋で「STAY状態」となり、その部屋から出れない。